伊豫銘砥で最も目を引く「伊豫木目」かつては「虎」と呼ばれ三級品として扱われた。虎は当時の最高級品である白砥と比べると粒度が荒く、陶磁器の原料にもならないため生産量が多かったことも三級品とされた要因であると推測される。しかし現在の採掘場所から採れる伊豫木目は一概に三級品とは言い切れない。過去の採掘場から採れる伊豫木目と比較すると粒度や硬度も様々で個体差が激しく、見た目も華やかであることから鑑賞品としても高く評されている。
「赤木目」は伊豫木目の中でも赤い表情が特徴的で、非常に硬く粒度の高いものが多い。こちらの赤木目も高粒度で硬めである。