不思議な話 / %e4%b8%8d%e6%80%9d%e8%ad%b0%e3%81%aa%e8%a9%b1
初めての審神者屋さん

いつものように師匠と楽しく砥石山仕事をしていると、雑貨屋さんが訪ねてきました
師匠の会社の取引先です
僕は会ったことなかったので、ぺこりとお辞儀をして近くで仕事をs、遊んでいました
師匠と雑貨屋さんの話を聞いていると、どうやら雑貨屋さんは見える人だそうです
見えるというのは、何が見えるのかはわかりませんが、僕には見えないものが見えるようです
僕も師匠もそんなことは信じないので、ギャハハと言っておりましたが、師匠が「俺のこと見てや」と嬉しそうに言っております
雑貨屋さんは師匠の手を握りつつアイコスをふかすと、左右に首を振って「ふっふっふっふっ」と煙を撒きながらブツブツ何かを言っています
僕はギャハハと流し見てそろそろ砥石でも拾うかとその場を離れました
10分ほどして工場に戻ると、師匠は雑貨屋さんに手を握られたまんま「どうしたらいいんですか(震え声)」と縋り付いています
10分ほどの間に何があったのかわかりませんが、入信しそうな勢いでした
その後30分ほど何か話こんで、色々言い当てられたのか戦意喪失した師匠は項垂れております
僕は「おやびんちょろすぎやなギャハハ」と笑っておりましたが、あなたも来なさいと雑貨屋さんに言われるまま誘導されました
よくわからないまま僕と師匠は横並びにされて、雑貨屋さんが抱えて持ってきた大量の砂みたいなものを僕らめがけて振りかぶってきます
全然意味が分かりませんが、すごくしょっぱいのでどうやら塩です
ブツブツ言いもってから投げつけてきます
左右に十字を描いてと決まりがあるようですが、投げ方を師匠の奥さんに伝授して2人して僕らを清めにかかってきます
そんなに汚れていたのでしょうか
一通り塩を投げかけられ清められ終わると、雑貨屋さんは向き直って、「山本さん、生霊っていうのはね、」
「え?僕には生き霊がついてるんでs…」
「あなたのことを見て言ってるんじゃないのよ、一般論として言っているの」
僕は生き霊の一般論ってなんやねんと思いつつも大人しく聞いておきました
「生き霊っていうのはね、付けられてるってことは、あなたも付けているってことよ」
ほほう、
「相手をそれくらい思ってるってことだから、悪いことじゃないのよ」
ほほう、
「でもね、これだけは絶対にやめなさい」
「嫉妬とヤキモチ!」
ほほう、、
